エンダースキーマ のキーケース「サークル」を3年間使用した結果、これがなかなか使いやすかったので感想を書いてみます。

使い勝手がめちゃくちゃ良くて
価格も安いので超おすすめです
- サークルのメリット
- サークルのデメリット
- エンダースキーマ の美意識と耐久性
目次
【エンダースキーマ】 とは?



「エンダースキーマ(Hender Scheme)」はデザイナーの柏崎亮が2010年に創業した日本のブランド。
身体的、生物学的に性差を示すセックスに対して、ジェンダーとは、社会的、文化的な性差を意味する。Hender Scheme(エンダースキーマ)ではセックスによる性差を尊重しながらも、身なりにおいてジェンダーを介することなく、人間の経験や環境によって構造化されたジェンダースキーマを超越した概念を提唱する。
出典 WWD https://gqjapan.jp/brand/henderscheme
エンダースキーマ について知らない人のためにブランドをサクッと説明すると「レザーでアートを作っているブランド」と覚えてみてください。
キーケースや財布と言った革製品がメインですが「アート」的な商品も多いのでギフトとしても人気があります。









かなりセンスが良くて、
価格もお買い得です
エンダースキーマ を詳しく知りたいからはこちら→【レビュー】エンダースキーマの財布を3年使って分かった魅力を公開する
【サークル】のメリットとは?



僕が3年以上サークルを使い続けているのには使いやすい理由があるからです。ここからはそのメリットをレビューしていきますね。
【メリット1】1秒で片手で開閉



まず最初のメリットはズバリ使いやすさです。「サークル」の最大のメリットは片手での開閉が1秒でできる事。
僕は保育園の子供がいまして一緒にいると両手がふさがります。右手にはバック、左手は手を繋ぐ。といった具合です。



片手ですぐに鍵を使えるキーケースはパパには必需品なのです。



子供がいると1秒遅いだけでマジでストレスなんですよ…..
【メリット2】少ない収納が美しい



一般的なキーケースの収納は5つが基本ですがサークルは3つしかありません。3つなら美しさを保てると言ってるような感じがします。
仮に5つのホルダーがあるキーケースに全て鍵を付けたら、パンパンになりますよね。
製品もパンパンでブサイクなキーケースになる事は簡単に想像できます。



これなら上品だね
- 1秒で片手開閉だからストレスが無い!
- 収納が少ないから品がある!
【サークル】のデメリットとは?



サークルについてはかなり満足しているのですが、ここは嫌だったな。と思うところもありました。
【デメリット1】ホルダーが弱い。



ホルダー部分は弱くて写真のように曲がっちゃいました。ペンチで強く押すと多少戻りますが、またこの状態に戻ります。
ホルダーが曲がった理由ですが僕の鍵の持ち手が厚かった事が原因です。ですが最初から「持ち手が厚い鍵」もあるので曲がるのはやはり不便ですね。
【デメリット2】ワイヤーが弱い。



これまたステンレス部分なのですが、ワイヤーが曲がってしまい元に戻りません。
見た目の状態で言うとワイヤーが曲がってると貧乏くさく見えるので曲がるのは嫌ですね。ちなみに、僕はこのパーツを使った事は一度も無いけど…..。
- スレンレスのキーホルダー部分が曲がってしまう!
- ステンレスのワイヤー部分も曲がってしまう!
金具系が弱い!
【経年変化】新品と3年後で比較
革製品の醍醐味でもある経年変化をここからはレビューしていきます。
経年変化は購入を判断する重要な要素になので慎重にかつ完結に書いていきましょう!!



「新品」と「3年後」で比較すると見た目も全然違うよ!
- サークルの正面外側
- サークルの正面外側
- サークルの側面
- ロゴ「H」の見え方
【経年変化1】正面外側






3年間使用したら中心に「くせ」がつきました。全体感で見ると中心が浮いてきます。
【経年変化2】サークルの正面外側






鍵に対してキーケースは意外と小さく感じます。
実際に鍵をつけたイメージが「好き」か「嫌い」かは重要なのでよく見てください。
【経年変化3】サークルの側面






色や質感は3年も経過するとかなり変化しましたが、他の人の経年変化と比べると綺麗な方でした。
おそらく僕はサークルに鍵を1つしかつけてないので傷みにくいんだと思います。
【経年変化4】ロゴ「H」が消えた






「あれっ?ロゴが消えかけてる?!」
でも広げて使う事は無いし、デメリットではないか!?



通常はこんな風に半月の形状で使用するのでロゴ「H」があっても無くても気づきません..。
経年の変化の参考までに。。
【サークル】縫製が無い事の美しさ



サークルの素晴らしい所は縫製が無い事です。これはメリットでもありますが、美意識は人によって違うので僕の感じる「美しさ」として紹介しますね。



美しさの原因は円にあります。革を貼り合わせない事で綺麗に円をくりぬける事が美しさの原因です。



円を縫製するのはかなり難しいですし、つなぎ合わせたら縫製が歪んで汚くなります。
革小物がダメになる時=縫製が切れた時



縫製が無い事は糸が無いので切れる心配がありません。
僕は今まで高級ブランドの革小物をいくつも使用してきましたが革小物がダメになる時はいつも糸が切れるた時でした。



縫製をなくす事でミニマルなだけでなく耐久性があるので美しさを保っているんですね。



現役ファッションデザイナーの僕がみても
エンダースキーマ は勉強になります
- 円を綺麗に表現できる
- 繋ぎ合わせないからボロボロしない
- 糸が無いからほつれない



エンダースキーマ のキーケース【サークル】を3年使ってみた感想をシェアしてみました。
長くなったので一度ここまでを整理しますね。



メリットとデメリットをまとめるね
- 1秒で片手で開閉出来てストレスが無い
- ホルダーの収納が少なくて美しい
美しさと使い勝手が考えられている
- スレンレスのキーホルダーが曲がる
- ステンレスのワイヤー部分が曲がる
金具が弱い!!
他にも経年変化や無縫製についても感想をシェアしているので気軽に読んでみてください。
それではお疲れ様でした。
今回感想をシェアしたキーケース↓