全力疾走中!!

ファッションデザイナーの私の人生が変わるほど勉強になった本9選

私は今ファッションデザイナーをしていまして、仕事には困らない状態です。
アパレル産業は不景気ですが、デザイナーはちゃんと勉強すれば絶対に安定出来る職種です。

何故ならみんなそこまで勉強しないから。デザイナーは勉強すればした分だけ結果を残せる職種です。

絶対的な安定や、自分の納得できる知識が欲しいなら勉強する時間を惜しんではダメです。

妥協せずに、しっかり勉強や練習をしていきましょう。

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エースくん

今回紹介する本は僕が今の地位を築くまでに勉強して
役にたった本を9冊に厳選したよ。

特にMD的な視点に弱い人や興味がある人はこの記事も合わせて読んでみてください。

ファッションは利益を出してからにしろ!黒字化したいデザイナー必見の【7冊】

繊維、生地のおすすめ本

最初は生地の知識をつける本を紹介します。
アパレルで働く人はどんな職種にも生地の知識が必要ですよね。
私が持っている本の中でも特によく使う本を2冊に絞って紹介します。

ファッションの為の繊維素材辞典

著者: 一見 輝彦 ほぼ全てを網羅した繊維素材の辞典

アパレル業界で働く人は生地辞典を1冊は持っておいた方がいいです。
いや、絶対持っておくべき!!
わからない素材が出てきた時にすぐに調べれるようにしておきましょう。

辞典の中でも特におすすめなのがこの1冊!!
私も10年以上この本を使っています。

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エースくん

amazonのレビュー評価は低かったけど、この本が絶対おすすめ。何冊か辞典を持っているけど、情報量や検索のしやすさなどで言うとこの1冊を超える本は今のところ無いよ。

メンズ・ウエア素材の基礎知識 毛織物編

著者: 大西基之 デザイナーに必要な生地の基本知識が身につきます。

実務的な知識をつけたい人はこちの本をおすすめします。大西さんの事をご存知ない方の為にYouTubeを埋め込んでおきます。
このおしゃれな佇まい。デザイナーだったら読まずにいられません。

内容の話でおすすめするポイントは以下の3つです。

  1. デザイナー視点で大事なポイントを教えてくれている
  2. 余計な情報が無い
  3. 文化的な背景まで書いてある

学校の教科書で生地の勉強をしようとすると生地の作りなど表面的な事しか書いて無いです。しかし、この本ではメンズの服の歴史も織り交ぜながら生地の説明がされています。

もう1つおすすめする理由で重要な要素はデザイナーとしての実力がつく事です。

生地を選ぶ時に作りたいデザインにあうかどうかの目安として目付を重視します。あまり重視しないと言う人はそういう知識が無いからです。

目付のような話は、なかなか教えてもらうような事ではないと思うのでこの本でしっかり覚えましょう。

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エースくん

大西さんは古い文献を訳して生地の研究をされている方だよ。生地のインポーターでもあり、服飾学校の先生でもあるから知識がすごいんだ。

デザインの哲学がわかる本

デザインをする時に必要な「感覚」と人にプレゼンする時に必要な「理論」が身につく本を紹介します。どちらが欠けてもプレゼンって通りにくいものなので、自分が良いと思った物を突き通せる力をつけましょう。

男の服装術

著者: 落合 正勝 メンズファッションの理論がわかります。

この本は読んでて面白く無い本です。
内容もルールばかりで言葉遣いもまわりくどい。
ファッション業界の物書きは読みにくい文章を書く人が多いです。

でも、内容はマジで役に立つ。歴史から裏付けされたスーツの着こなしや考え方、思想を学ぶ事ができます。

  • ネクタイ用のシャツの襟の高さは4.5cm。
  • ジャケットのラペルがフォーマルジャケットとして認定されるのはラペルの距離は首筋からゴージーまでの長さが9cmまで。

スタイリングの理論と歴史的な理由や根拠も書いてあって勉強になります。
この本以上にドレスファッションを体系化している本はありません。

スーツのデザインをする人でこの本に書いてある内容を知らなかったら知識としては弱いですね。

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エースくん

若い頃に読んでる人と読んでない人では、実力に大きな差がでるよ。僕も新入社員の時にこの本を読んで自分の知識の無さを痛感したんだ。

1億人の服のデザイン

出典 JR東日本

著者: 滝沢 直己 ビジネスとセンスのバランスを教えてくれる本

洋服はトレンドを入れすぎると売れなくなるし、かと言って前年踏襲では飽きられてしまう。そんなファッション業界の葛藤にに答えを提案している本です。
デザイナーとしてこだわるポイントはとても共感できる内容でした。

個性を大切にするイッセイミヤケとユニクロを経験した滝沢さんだからこそ出せる答えは興味深い内容でした。

1億人が良いと共感できるデザインにも袖を通した時に何か違うと思わせる感動は必要だ。削らなければいけない個性はたくさんあるけどそれは妥協とは違う。この服はこの部分に絶対こだわろう。
そうじゃないと洋服ってこんなもんでいいよねって思っちゃうよ。

この本に書いてある本質をかいつまむとこんな感じです。

デザインをする時に個性を入れすぎると売れなくなるから、こんなもんでいいやと言うデザイナーは結構多いです。

でも妥協するのと、デザインを削るのとでは、意味合いが全然違います。

このブログを読んでいる人にはこんなもんでいっかという考えになって欲しく無いのでこの本を是非読んで欲しいです。

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エースくん

主力になればなるほど、デザインを削ってこだわりの無いデザインをするデザイナーは結構多いんだ。そう言う人はやっぱり先も長く無いと思うな。

スタイリングの哲学がわかる本 

スタイリングを参考にする手段としてInstagramなどインターネットが定着しました。でも一般人とプロが同じ土俵では困ります。

写真だけではわからない理由を話せる人がプロです。
自分でスタイリングのルールが作り出せない人はこれから紹介する本を読んで理論武装しましょ。

チープ・シック お金をかけないでシックに着こなす

訳: 片岡義男 ファッションの普遍的な哲学本

チープ・シックは1975年にアメリカのジャーナリスト達によって刊行されたファッションの哲学本です。
今でもスタイリングの基本となっていて、何年かに1度は必ず特集されるバイブルです。女性、男性問わずプロなら持っておくべき1冊ですね。

ベーシック
考え方の基本はベーシックです。この本で言うベーシックとは自分が着ていて気分がよくなる服の事。それをいくつか集める事で自分のスタイルが確立できる。

エッセンス
ミリタリー、エスニック、スポーツ、ドレスコードなど様々なエッセンスがあります。そんなエッセンスをスタイリングにもとりいれると良い。それぞれのどの要素が素敵なのか解説している。

基本的なスタンスはこの2つです。

ちなみにチープシックのアイコンはローレン・ハットン(Lauren Hutton)ジェーン・バーキン(Jane Birkin)です。素敵なわけですね。

出典 ELLE girl ローレン・ハットン

出典 Billboard JAPAN ジェーン・バーキン
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エースくん

自分の好きなものがわかってくると、流行ばかり追いかけなくてもセンス良く見せれるんだよと言う哲学だよ。
スタイリングの哲学には流行り廃りは無いんだ。

TAKE IVY

著者: 長谷川元 くろすとしゆき  林田昭慶 石津祥介  
本当のトラッドを理解する為の1冊

チープ・シックと同様に何年かに1度必ず雑誌やWEBで特集される本です。
写真集に近いです。

初心者には理解しにくいトラッドのような概念も感覚で理解できるようになります。当時の本物のIYVリーガー達を大学のキャンパスで撮影した大変貴重な本です。

著者のメンバーも重鎮ばかりです。
中身に興味がある方はこちらで内容がわかります。

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エースくん

TAKE IVYはファッション業界にっとってあまりにも有名な本。
TAKE IVYのあの感じ。みたいな会話はライターやスタイリストとの会話に出る事もあるし、知らないと恥ずかしいかも。

絵本 アイビーボーイ図鑑

出典 Esquire

著者:穂積和夫 トラッドのスタイリングを覚えるにはこの本が一番

トラッドの基本的な考え方

イギリスの貴族の文化を受け継いだ伝統的なスタイルです。
その背景には人に不快感を与えないと言うマナーがあります。

デザイナーなら何も見ないでトラッドの基本的なコーディネートを話せるようになりましょう。トラッドは洋服の基本が詰まっているので早めに覚えた方が良いです。

トラッドの着こなしを勉強するにはアイビーボーイ図鑑が絶対におすすめです。基本的にイラストだから覚えやすいです。

先述の落合さんの本と比べると間違いなく理解しやすい。
洋服関係の人じゃなくても簡単に理解できるので、入門書としてこれから読み始めるのもいいと思います。

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エースくん

穂積さんは生地のカテゴリーで紹介したメンズ・ウエア素材の基礎知識の著者大西さんとも仲が良いです。

経営的な視点を学べる本

デザイナーで特に学んで欲しいのは経営的な視点です。
経営的な視点があると原価率や消化率などの重要性がわかってきて、自分がやりたいって感情だけではなく、お客様目線になって考える事が出来るようになります。

経営者になるためのノート

著者:柳井正 ヒット商品の作り方が理解できる本

この本を読んで私のデザイナーとしての価値観はかなり変わりました。
今回オススメしている中で一番読んで欲しい本です。

プロとは無理を可能にすると言う事を知りました。

ヒット商品を作る考え方もけっこう衝撃でした。
かっこいいデザインが出来て、商品が売れるんだと思っていましたが、そんなのは当たり前で、クオリティーに対して価格の驚きが必要だと言う事を知りました。その矛盾が売れる要素になるのだと。

この本を読んでから自分の商品も、MD構成もヒット品番を作れるようになりました。もし、売り上げをあげれずに伸び悩んでいるなら一度この本読んでみて欲しいです。

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エースくん

MD的視点も身につけれるし、デザインだけじゃ今の時代売れないんだと言う事に気づかされるよ。
この本を読んでから毎日売り上げを見るようにもなったよ。

プロフェッショナルの条件

著者: P.F.ドラッカー プロの仕事の水準を作り出す本

ピータードラッカーの名前は誰もが一度は聞いた事があると思います。マネジメント術で特に有名です。

私はこの本を読んでプロの仕事の考え方を知りました。今までの仕事の仕方は甘かったなと思う部分がすごくありました。

経営としての部分とプロとして自覚する為に必要な自己啓発のような要素も持っています。

下記はドラッカーの名言です。

時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理することはできない。

変化はコントロールできない。できることは、その先頭にたつことだけである。

未来を語る前に、現実を知らなければならない。現実からしかスタートできないからである。

PFドラッカー名言


ちなみに下記はドラッカーが一般に広まったきっけかになった本です。

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エースくん

自己啓発的な本では実務的な力が向上しないと、敬遠されがちだけど、僕が優秀だと思う人達は精神面が強烈に強い。自分や他人に求めてる水準が高いんだ。

本で学ぶ時のポイント

今回紹介した本の使い方ですが、種類別で使い方をかえると効率的です。

  • 辞典はいつもそばに置いてわからない時にすぐに調べれる状態にしておきましょう。
  • 教科書的な本は読んでみてわからない事は理解できるまで覚えましょう。
  • スタイリングの本は感覚を言語化する訓練をしましょう。何故このコーディネート好きなのか?言語化しておくと後々役に立ちます。
  • 経営的な本は行動する時の考え方に
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エースくん

今回紹介した本をいくつか読んで理解したら飛躍的に実力があがっているのがわかると思うよ。

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